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打ち上げ成功!

ランスモントがスペースシャトル
固体燃料補助ロケットの安全輸送を保証

スペースシャトルは2つの再利用可能型固体燃料補助ロケット(RSRM)を使用しています。各々のRSRMは、打ち上げの際1,500万馬力を出力し、シャトルとその外部タンクを46,000メートルの軌道へ時速4,800キロ以上のスピードで押し上げます。RSRMは、打ち上げの役目を終えるとシャトルから切り離され、再び地球へ戻ってきます。海上へ落下したRSRMは、その後回収され、その名の通り次の打ち上げに再利用されます。しかし、この史上最も強力な固体燃料補助ロケットは、『打ち上げられる前にも地上を3,000km以上旅している』のです。

RSRMは4つのロケット・モーター部に分かれています。そのすべてはユタ州PromontoryにあるAlliant Techsystems, Inc. (ATK)の事業所で製作されています。これらの部材は、最終的に特別仕様の鉄道貨車でフロリダのケネディ・スペース・センターへと輸送されます。そこでRSRMは組み立てられ、フライトのために配備されます。

シャトル打ち上げに欠かせないこれら部材を、安全・確実に輸送することは、最も重要な任務のひとつです。ランスモントの輸送環境記録計SAVER 3X90は、この厳格な品質要求に規定された精度、信頼性、再現性を満たすものとして、NASAに採用されました。

そして、スペースシャトルの退役後も新型ロケットの安全輸送保証のために使用され続けています。

左から、Eric Whitfield (ランスモント), Jeffrey N. Williams (宇宙飛行士), Dave Huntley (ランスモント) ユタ州のATK社にて
RSRMが NASAの貨車で輸送されているところ http://mediaarchive.ksc.nasa.gov
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